「機能的には差のない商品でありながら生活者に優劣を感じさせる要因は何なのか」その答えは「ブランド力」の差。では「ブランド力」の差はどこから来るのか生活者に選んでもらえる「Something」があるか無いか生活者は、自分自身のセンスでブランドを選択し、それを編集することで自分自身の生活を演出している。「Emotional Program」は、ブランドに内在する記号を捉え生活者の潜在的なニーズを読み解くマーケティング・インターフェースだ。
Emotional Program (EP)は坂井直樹が開発し、30年来商品開発に利用してきた独自のマーケティング・メソッドです。今回、このEPを主軸としたマーケティング会社EP-engineを設立する運びとなりました。新しく設立されるEP-engineはマーケティングに特化した会社になります。定量データに基づく従来のマーケティング・メソッドでは解決できない問題に対して、人の感性という定性的なデータから分析するEPに対する期待は高く、昨今注目されているCRMや感性マーケティングへのニーズに応えるべく、2001年の今、新会社設立を決意しました。会社設立にあたり、EPについても初心に立ち戻り、坂井の仮説を実証するために大量のアンケートデータをインターネット上で採取し、各分野のスペシャリストをブレーンに迎え週に一回のミーティングを開いています(ミーティング議事録は別紙参照)。我々が目指しているのは、EPをもとにした自動分類エンジンの作成と、そのエンジンの販売です。今まで坂井の感性で分類していた主観的な部分を、自動分類エンジに行わせるためには、体系的なデータベースの構築と高水準の推論分析を行えるエンジンが必要になります。
[ブランド情報のデータベース化]
私たちは各ブランドが持つ感性を、クリエイターの感性、ターゲット層、ブランドのこだわりなどからブランドの特性を分析し、データベース化してブランドカードを作ります。
[推論分析エンジンの開発]
最終的には、9つのステージにつき10品種(一品種10ブランド)合計900個のブランドカードと、9つのステージにつき100人ずつ900人のサンプルを用意して、2002年3月に、自動分類エンジンのβ版の完成しました。
[これから]
今後の展開としては、自動分類エンジン作成、ブランドカード作り、ビジネスモデル策定のグループに定例ミーティングを分けて、作業を進めていくことになります。
現在EP-engineに興味を持っていただいている企業に、東京電力、NTTデータなどがあります。これらの企業の協力も得て、EP-engineは最終的なエンジンの完成を目指します。
[EP-engine社の成り立ち]
EP-engine社は、WATER STUDIOから独立した、グループ会社です。WATER STUDIOは1978年に私が起業した会社です。事業内容はマーケティング、製品デザイン、コミュニケーションまで、商品開発に関わるコンサルテーション会社です。
[EPとは?]
顧客のモノ選びに関する嗜好性を9タイプにセグメントし、ポジショニングする手法がEP(エモーショナル・プログラム)です。EPでは、顧客が所有する様々なブランドを把握し、ブランドの持つ記号性から、顧客の嗜好性を読み取ります。
[EP-engine社の活動]
EP-engine社は、EPとITを組み合わせ、大量の定量データを収集・分析し、企業に提供する目的で2001年に設立した会社です。
EP-engine社では設立以来、数十の企業から受注し、顧客データの収集を行いデータベース化を重ねてきました。
新サービス「BDB(ブランドデータバンク)」 記者発表会のご案内
インターネットを使ったブランド解析/消費者動向分析・予測サービス
イーピー・エンジン、チームラボ、ネットマイル三社共同プロジェクト
さて、株式会社イーピー・エンジン、チームラボ株式会社、株式会社ネットマイルの三社は、Webで利用可能なブランド解析/消費者動向分析・予測サービス、「BDB(ブランドデータバンク)」を共同開発しました。
本サービスは、消費者の所有・愛用ブランド情報のデータベースをもとに、消費者のライフステージとブランドの相関関係や市場の将来性を分析・予測するサービスです。イーピー・エンジンCEOでコンセプターの坂井直樹(現在坂井光)が提唱するマーケティング手法「エモーショナル・プログラム」を基礎に、チームラボの技術力とネットマイルのデータ収集力が結集し、完成しました。
従来、消費者のブランド品所持率や嗜好についての調査は、膨大な手間と費用がかかるため、大企業に限り実施可能でした。中小メーカーや企画担当者などの個人が、新商品の開発や販売のために最新の消費者データを入手することはきわめて困難でした。「BDB」は、このような状況を打破すべく創造され、今春から販売される予定です。インターネットを駆使することにより、従来調査の百分の一程度の料金設定となるので、事業規模に関わらずヒット商品を生み出そうとするあらゆる企画・生産現場で、利用が見込まれます。ひいては日本の産業界全体の活性化にも役立つものと期待されます。
[ブランドデータバンクとは]
本日発表のBDBという新サービスは、企業内のマーケティング、商品開発関連のプランナーの方々のためにブランドと顧客の関係を解析し、顧客分析に役立てていただくために提供するWeb上のマーケティング・データ・サービスです。3万人を超えるモニターの持ち物(ブランド)の所有や、ブランドの嗜好についてデータ収集し、デモグラフィック・データと関連づけデータベース化しました。いわば「感性のPOS」と言えます。
[3社提携の経緯]
EP-engine設立前後から、従来のEPをIT化するために協業していたのがチームラボ社でした。当時セレクト・ウエアというソフトウエアをすでに開発していたチームラボ社は、成り立ちのユニークさへの注目はもちろんですが、その進んだ技術力を使い、定性的だったEPの定量化という難しいテーマを柔軟に解決し、猪子寿之氏と堺大輔氏がEP-engineというソフトウエアを開発してくれました。そして、ネットマイル社の水野千秋氏(当時)との出会いがありました。EP手法に興味を持っていただき、同時にBDB事業の可能性に共感いだきパートナーシップを結ぶことになりました。210万人を越えるアクティブ・ユーザを持ち、オペレーション・ノウハウと大量情報の収集力を持つネットマイル社の参画で、BDB構想は実現しました。


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